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株式会社aiESG

CLIENT
AIを用いたESG分析サービス
AREA
福岡県
PRODUCTION TIME
2024年(要調整)

上場を見据えた、ブレない軸の言語化。

STEP 1課題

aiESGは独自のAIを用いた世界唯一のESG評価サービスを生み出したスタートアップ。順調に成長し資金調達後に本格的なマーケティングや販促を行うにあたり(PMF達成に向けて)、事業の存在意義や進むべき方向性を改めて定めたいというニーズがあった。

STEP 2施策

「なぜ・なんのために・何をして・どこへ向かうのか」を共創型ワークショップを通じて言語化。拡散と収束を繰り返すプロセスでMVVを整理し、ビジョンマップやブランドストーリーを策定。社員が迷わず進める指針を提供した。また企業ロゴ・オフィシャルサイトも作成し、コーポレートアイデンティティを確立した。

STEP 3結果

PMVV(Purpose/Mission・Value・Vision)を明文化したことで、社内の価値観のズレが解消し、組織が一枚岩に。未来に旗を立てるビジョンが示され、VCへの訴求力も強化。役員同士の絆も深まり、迷いなく前進できる基盤が整った。

WORKFLOW -

課題

aiESGは九州大学発のベンチャーとして、サプライチェーンを通じたプロダクト単位でのESG評価を可能にする世界初のAIを用いた技術を確立。
しかし、その社会的意義や自分たちが担う理由をどのように発信していくかが明確ではなく、資金調達を終えてもマーケティングやブランディングの指針を欠いていました。特に社内では「同じ大学出身」「同じ研究室」という関係性から阿吽の呼吸で進んできた一方、実際にはメンバー間に微妙な価値観のズレが存在。

方向性が定まらないまま活動を拡大すれば、社内の結束が揺らぎ、対外的な発信にも一貫性を欠くリスクがありました。そのため、今後の成長に不可欠な「自分たちの存在意義」を言語化し、仲間同士で共通認識を持つことが急務でした。

WORKFLOW -

施策

プロジェクトは4か月にわたり進行。まず全体設計を行い、ヒアリングでルーツ・現状・メンバー特性を把握。その後、合宿形式の「キャンプ」を含む2回のワークショップを実施し、メンバーが自由に意見を拡散した後に収束させ、組織としての「何を言うか」を磨き上げました。

プロセスではアニメキャラクターに例えて理想のチーム像を語るなど、楽しみながら本音を引き出す工夫を導入。さらにストーリーすり合わせやコピーライティングを繰り返し、最終的にPurpose/Mission・Value・Visionを整理。加えて、関係性を可視化した「ビジョンマップ」やブランドムービーを制作し、社内お披露目会で共有しました。

単なる言葉だけでなく、全員が視覚的に理解し、日々立ち返ることができる仕組みを整えた 。その後、VI及びオフィシャルサイトのリニューアルを通して、コーポレートアイデンティティを確立。社会との接続点をつくる武器を揃えました。

WORKFLOW -

結果

プロジェクトの成果として、唯一無二の技術を通じて「どんな世界を実現したいのか」を明確に言葉にでき、企業の未来に旗が立ちました。

結果、これまで曖昧だった方向性が整理され、メンバー間にあった価値観のズレも顕在化・解消。異なるバックグラウンドを持つ多国籍メンバーが同じ方向を向き、迷わず進める共通指針を形にすることができました。

また、共創型のプロセスを経たことで役員同士の信頼関係も深まり、「自分たちだけではできなかった整理が実現した」との声が上がるほど。さらに、VCへのプレゼンにおいても明確な存在意義が訴求力を増し、資金調達や事業推進における推進力が強化。外部パートナーであるGIFTを「同志」と言っていただけるほど深い関係性が築かれ、今後も伴走を期待いただいています。

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