OVERVIEW

日本美のミュージアムホテルとして世界へ日本文化を発信していく施設、ホテル雅叙園東京。文化叙情の場所としてはじまり、日本初の総合結婚式場を開業、そして、現在は非日常世界を体感できる唯一無二のミュージアムホテルへと変化してきました。創業90年以上の歴史あるホテルで働くイメージを明確にし、将来にワクワクできるような魅力を学生に届けたい。そんな思いからスタートした採用ブランディングにて、パンフレット制作をお手伝いさせていただきました。

雅叙園の未来 と 働く自分の未来を重ね合わせる

2017年4月に総合結婚式場「目黒雅叙園」から「ホテル雅叙園東京」へリブランディングした雅叙園。その長い歴史から、ホテルよりも結婚式場のイメージが未だに強く残ります。そのため、多種多様な仕事があることが伝わらず、実際の働き方との間にズレが生じていました。

そこで、学生が雅叙園で働く自分の姿を想像できるよう、仕事内容や働くやりがいを伝えることで課題を解決することに。過去・現在だけでなく、次なる百年へ向けての未来についても語ることで、自分自身の姿を重ね合わせられるように。企業が伝えたい情報だけを発信するのではなく、これから迎える百周年を自分ごと化してもらうことを採用方針としました。

一人ひとりの思いが、企業の意志となる

時代の変化と共に形を変え、成長してきた雅叙園にとって、創業以来変わらない意志がありました。それは「大切なものをつなげる場所であり続けること」。時代と文化、人と人とのご縁、仲間同士の思い、目黒と世界を繋げる場所。企業のこれまでのストーリーも紐解きながら、ご提案した採用コンセプトは「繋」。採用パンフレットの中でも、「私がつなぎたいこと」をテーマに、働く一人ひとりが企業の意志に沿った思いを紹介しています。

社員自身もやりがいを再認識するきっかけに

採用ブランディングには、もうひとつ目的がありました。それは、今いる社員が雅叙園で働く誇りに改めて気づくこと。採用コンセプトや企画方針を決める際には、雅叙園の唯一無二の価値を丁寧に議論を重ねながら言語化。インタビューの際にも、ご担当者様や多くの社員の皆様を巻き込みながら実施。そんな機会が、企業のビジョンや初心に立ち返る良いきっかけとなり、これからの百年をつくる強い基盤となれば幸いです。

コンセプト

これまでの百年を振り返り、創業以来変わらない意志を再確認。
そこから導いた「繋」をコンセプトに、メッセージをつくりました。

パンフレット

リブランディングを行い、これからの百周年に向けて走り出す。そんな誇りある仕事ができることが学生に届くよう企画設計しました。

ホテル雅叙園東京　https://www.hotelgajoen-tokyo.com/